館の岬(たてのさき)
東洋のグランドキャニオン!
白亜の断崖と奇岩が美しい『館の岬」の別名は「東洋のグランドキャニオン」。縞模様に重なり合う地層を見ることができますよ。
北海道南西部に位置する乙部は日本海に面し、森林に囲まれた自然と食材が豊かな町です。
海・山・川が織り成す景観の美しさが自慢です。私たちが住む乙部町についてご紹介します。
乙部町は北海道南部を形成する渡島半島の西部、檜山支庁管内のほぼ中央部に位置しています。南は江差町北は八雲町に接し、西は日本海に面し、東は厚沢部町及び渡島山脈を境に八雲町に隣接しています。
館の岬(たてのさき)
東洋のグランドキャニオン!
白亜の断崖と奇岩が美しい『館の岬」の別名は「東洋のグランドキャニオン」。縞模様に重なり合う地層を見ることができますよ。
鮪の岬(しびのさき)
こんなところに柱状節理!
函館方面から国道229号線を北上すると、道路沿いに鮪の岬のビュースポットがあります。ここは駐車場もあるので、車から降りて大地の凄さを感じてみてください。
道の駅ルート229元和台 展望台
絶景穴場スポット
海抜40mの小高い場所にある道の駅は、裏側が展望台になっているので、日本海や乙部岳・遊楽部岳の美しい姿を眺めることができます。
高岩
海の中に浮かぶクジラ岩
通称クジラ岩と呼ばれているこの岩は、道の駅から鮪の岬トンネルを抜け車で少し走ると現れます。高岩と立待岬の間に落ちる夕日は、地元民を癒してくれる風景の一つです。
乙部の地名の由来は
アイヌ語で「オトウンペ」
「川口にある川」から転訛したものと言われており、その川である「姫川」は現在も乙部町を流れています。
乙部町の気候
春・秋の平均気温は比較的温暖
日本海を北上する対馬暖流の影響を受け、比較的温暖です。冬は北西の季節風に見舞われ、体感温度は低く、積雪は少ない傾向です。
乙部の町の花『ユリ』
食用ゆり根とユリの花
平成2年にユリを町花に制定しました。乙部は食用ゆり根日本一に輝いた町であり、町内には野生のユリが多く咲いています。
乙部の町の木『杉』
空に向かって育つ。杉の木
乙部町は杉の造林が盛んな町です。空に向かって育つその姿に、町の発展の姿でもありたいとの願いを込め、町木に制定しました。
農業の中心は稲作で、生産額全体の23%程を占めています。
また、都心を中心に販売されるブロッコリーやスイートコーンの契約栽培が盛んで、市場価格に左右されにくいことから、生産額も稲作に迫る規模となるなど収益の安定化が進められています。
特色ある取り組みとして、幻の大豆といわれる地大豆「黒千石」の栽培や、温泉熱を活用したハウスでのトマト栽培もおこなわれるなど、地域の資源を活かした農業経営が行われています。
米やブロッコリー、イチゴ、アスパラガス、ばれいしょ、カボチャ、その他、黒千石やトマト等を栽培しております。
米
ブロッコリー
イチゴ
アスパラガス
漁業は、古くからはえ縄でのスケトウダラ漁が盛んに行われていました。
はえ縄漁は、魚体の痛みが少ないことから、乙部町のスケトウダラのタラコは、「釣りタラコ」として特に人気が高かったものの、近年は不漁続きのため、イカへの魚種転換が進められるなど、厳しい経営環境となっています。
しかし、ナマコやウニの増養殖事業に漁業者が自ら取り組むなど、資源の管理や、品質の向上が進められ、漁業の次世代への継承を進めています。
イカ、スケトウダラ、甘エビ、ウニやナマコ等、乙部漁港では新鮮な海産物が水揚げされます。
イカ
スケトウダラ
甘エビ
ウニ
乙部町は杉やトドマツ等、総面積の約83%を占める森林に恵まれた地域です。
町の中央部の栄浜地区においては、道から「北の魚つきの森」に認定され、また国、町、民間団体による森づくりに関する協定の締結など、民間団体による環境保全等の森づくりのための活動が盛んに行われています。
乙部町にある縁桂は、森の巨人たち100選に林野庁から選出され、2012年に日本経済新聞で「訪れたい神秘的な巨樹」全国2位に選ばれております。